はじめての本格タコス作り!カルニタスと手作りサルサ
自分が気にしているからか、メキシコの本格タコスショップがいくつかオープンしており、タコスブームが来ているのでは?と感じ、早速作ってみました!
豚バラ肉で作る「カルニタス」と2種類の手作りサルサ。
トルティーヤは市販品を使いながらも、具材とソースは丁寧に仕込んで、自分好みのタコスに挑戦してみました。食べながらの味調整も含めて、発見の多い初挑戦です。
◆ カルニタス

本来は油で煮込むのですが、油もったいないのと、後処理が大変そうだったので、油はラードを100g程度で、後はコーラとビールと水で煮込みました。
材料をすべて鍋に入れ、弱火でじっくり2時間煮込みます。肉が柔らかくなったら、水分を飛ばすように焼き付けて香ばしさを出して仕上げます。

- 食材
豚バラブロック肉:722g/ロピア、メキシコ産、100g109円
コカ・コーラ、発泡酒、玉ねぎ、オレンジ、にんにく、ローリエ、オレガノ、ラード、塩、水
◆ サルサヴェルデ

材料をすべてハンドブレンダーで撹拌し、なめらかなソースにします。ピーマンから水分が結構出るので、水はあまり入れなくて良いです。ライムを沢山入れるならお酢も不要。
- 食材
にんにく、ピーマン、パクチー、ライム、塩、タバスコ、お酢、水
◆ サルサメヒカーナ

すべての食材を細かく刻み、ボウルで混ぜ合わせます。仕上げにライムをたっぷり搾って酸味を加えるのがポイント。ソースとして考えるなら塩多めが良いですが、後で足せるので最初は薄味が良いと思います。
- 食材
トマト、玉ねぎ、パクチー、ライム、塩
◆ 市販の野菜サルサ

開封してそのまま使用。タコスのアクセントや食感の変化として加えます。
これも薄味なのと、あまり辛くないので、食べる時に塩やタバスコで調整推奨。
◆ トルティーヤ

薄くプレスするのが大変そうだったので、今回は業務スーパーで買った冷凍トルティーヤ(10枚入/300円)を使用。
フライパンで両面を軽く炙るように焼きます。ふんわりした食感に仕上げるのがコツ。大きいので、半分にカットして使っても良いかも。
これは小麦粉ベースですが、本場はトウモロコシ粉が主流だそうな。市販ではあまり見かけないので、自分で作るのが良さそう。
粉は↓がコレ一択という人多し。
その他



お味は?

食べてみて最初に感じたのは、「ちょっと物足りない?」という味の淡さ。でも、サルサに塩を足し、ライムをたっぷり搾ることで、味がぐっと引き締まりました。
実はパクチーが苦手だったのに、具材との相性が良く、たくさん入れても不思議と美味しい。
カルニタスはやわらかく仕上がりましたが、ソースや野菜に負け気味だったので、味付けで肉をもっと際立たせたいと感じました。
ネクストタコスの課題
- 味の全体バランス:塩気や酸味の調整が必要。次回は調味料の加減をより意識して。
- カルニタスの主張が弱い:下味や焼きの仕上げを工夫して、もっと「主役感」を出したい。
- サルサの調整の重要性:塩、ライム、パクチーの配分ひとつで全体の印象が大きく変わる。プラスアルファの食材や調味料で好みのサルサを作りたい。これは今後も要研究。
初めてながら、自分なりの「おいしい一口」を探る楽しさがありました。これからもっとお店の味を参考にしつつ、マイベストタコスを目指して試作します!